ガイドグループ世話人の日記

はてなダイアリーガイド

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1907-01-03ガイド草稿「安全なサイト運営のために」

著作権のこと

著作権の基礎知識は、他人の権利を侵害しないため、また自分の著作権を守るためにも知っておいた方が良いでしょう。特にニュースサイトや、多くのサイトから文章を引用するスタイルの日記の方へ。

著作権とは文化の発展を目的として「思想又は感情を創作的に表現したもの」、つまり文章や音楽、絵画、図形、プログラムなどの分野で、その著作者の権利を保護する、さまざまな権利の集合です。「複製権」「公表権」「氏名表示権」「出版権」などなど、沢山の権利からなっています。

またプロの芸術家などでなくても「著作者」であることは認められますし、商品でなくても「著作物」になります。

権利を守る基本としては「無断複製をしない」ことです。コピーが簡単なネットの世界では簡単に違反できてしまいます。もちろん雑誌や本など、インターネット以外のメディア商品を無断で複製して掲載するのもダメです。

複製以外にも、著作権者が当然持つはずの権利を侵害して、文化財を不正に利用することは問題となります。あくまでも著作権者本位で、改作する(パクる)・アレンジするなども翻訳権、翻案権等の侵害にあたり、裁判では“元にして作ったと思われる(ほど似ている)か”で判断されますが、著作権者が認めればすべてOKなのです。

違法行為ははてなの負担にもなる

はてなダイアリーでは日記やキーワード上での著作権侵害行為について、テレビ局などさまざまな著作権者からけっこうな数の削除申立てが来ているそうで、サービスの負担にもなっています。

2004年はてなの一大問題となりその後撤回された住所登録のお願いも、発端はこうした画像などでの著作権違反行為が株式会社はてなの法的責任となるケースが予想されたためでした。住所登録義務化は撤回されましたが、今後そのような法判断が下される日が来ないとは言いきれません。

著作権法違反ほう助容疑で、はてな終了……という事態は避けたいものです。

ヘルプにも「著作権やその他権利を侵害する可能性のある画像、公序良俗に反する画像は登録しないでください。」*とあります。ダメなのです。

親告罪

でも、著作権侵害らしき行為を見かけて「あの人著作権侵害しています!」ということを「はてな」に伝えても、基本的にはてなは対応しません。それは著作権者に言うべきことになるのです。

はてな利用規約第6条(禁止事項)1の1で「著作権、特許権等の知的財産権を侵害する行為」の禁止が書かれていますが、明白な侵害行為(試験問題を画像に収めてダイアリーにアップするなど)でない場合*は対応しないそうです。

著作権犯罪は「親告罪」と言って、被害者の意思に反してその犯罪を起訴して公にするとかえって被害者の不利益になる被害が軽い場合に被害者の意思を無視してまで訴追する必要がない「親告罪について」よりという理由から、著作権者が訴えることによって、はじめて罪かどうかが問われる性質のものなのです。

けれど違法行為には変わりませんし、申立てがあった場合は「画像の削除などで許される」と限ったわけではありません。著作権者次第という面があります。

リンクはできる

ウェブ上に公開されたページに自分の日記からリンクを張ることについて、法律的な制限はありません。サイトによっては「リンク禁止」「リンクはトップページに」「リンクをしたら連絡をください」のような注意書きがありますが、法的にはどこにリンクを張ってもかまいません(儀礼的な問題はあると思いますが)。

ただし、画像などHTMLでないファイルに直接リンクする行為は権利侵害の恐れがあります。自分の作品が他人のサイトでダウンロードできたら問題でしょう。

また、imgタグなどで自分以外のサイトの画像を呼び出して(参照して)表示するのはダメです。もちろんコピーして掲載するのも違法行為です。

引用はできる

「引用」と言うのは、自分の文章で話を進めるにあたって、他人の文章を引いて用いることです。“引用目的ではない写し”は単なる「転載」で、無断で行えば当然権利侵害のおそれがあります。

引用について - 一般的な引用の4つの要件があります。くわしくはそちらのページにありますが、

  • 引用する必然性があること
  • あなたの書いた文章がメインで、引用された部分が付属的になっていること
  • どこまでが引用か、区分けがはっきりしていること
  • 出所が明示されていること

逆に以上の条件を守った上で、だれかが「あなたの文章を引用」した場合、それはあなたの権利を侵害したことになりません。

「画像の引用」はまだ判例も少なく(参考ページ:ARTIFACT —人工事実— | 画像引用はどこまで認められているのか?)、判断のつかない面が多いのですが、「絵画の評論」のような引用の必然性がないと、正当化は難しいかもしれません。

補足

なにぶん法律のことですので、正確なところは著作権法条文(法庫より)をご覧ください。

また著作権のひろばというサイトが初心者向けでわかりやすいです。


sugiosugio2005/02/04 21:16このガイドを読んで疑問の残った方やご指摘のある方、こちらにコメントをお願いいたします。

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